伊藤知宏(いとうちひろ)


1980生愛知県生まれ。東京・阿佐ケ谷育ちの新進現代美術家。
東京、アメリカ(ヴァーモント・スタジオ・センターのアジアン・アニュアル・フェローシップの1位を受賞)
フランス、ポルトガル(欧州文化首都招待[2012]、O da Casa!招待[2013]
CAAA招待[2014,15,16])、セルビア(NPO日本・ユーゴアートプロジェクト招待)
中国を中心にギャラリー、美術館、路地などでも作品展を行う。谷川俊太郎・賢作氏らともコラボレーションも行う。
11月に今年の欧州文化首都のPafos2017関連企画でキプロスに招待され、国境が分断された首都のニコシアで作品を発表予定。
東京在住。”人と犬の目が一つになったときに作品が出来ると思う。”

ジャンル 現代美術(絵画)

素材 ペンキ アクリル キャンバス



・作品で表現されているもの、創作のテーマなど。

 私は、美術史の逸脱した場所からの挑戦的なアプローチや、日常の中から出発する非日常な視点を持った問題意識を、プロジェクトにおいて、ドキュメンタリー性や即興・即席性を制作の手段として、今日的なアートをベースとして活動しています。
そのパワフルで直感的な社会に対してノイズを吐き出して行く作風は、精力的に行われるリサーチや、プロセス、コンセプトの中で連鎖する出来事の延長に位置づけられると同時に、「私」、「今」、「ここ」という主体やアイデンティティについての一貫した、ある種、人間性・社会性への、詩的な問いかけの実践でもあります。私の行う幾つかのプロジェクトは、一件取り留めのない様でいて、まるでファミリーツリー(家系図)の様な、つながりをみせます。
また、私の描く線は彫刻家の描く線のようだと言われます。これは僕の線が、描かれる時に、その形態の面の向こう側とこちら側を描こうとして描く事から繋がっています。それらは、彫刻家である両親から自然に身についたものであると思われます。
平面性における形態への可能性を追求しています。
宇宙的に見ると、絵画とは背景や環境のごく小さな部分であることに変わりはありません。